私たちの周辺には部落差別、障がい者差別、人種・国籍や性別に関する差別等、多くの差別問題が存在しています。また、子どもや高齢者への虐待、若年層の未就労・不安定雇用、個人情報の流出、ヘイトスピーチやインターネット上での差別情報の流布など、基本的人権を脅かす問題が多発しています。大交は、基本的人権を揺るがす行為の廃絶に向け、上部団体などと連携して人権課題への取り組みを継続していきます。
具体的には、狭山事件の再審実現に向けた街頭行動や市民集会への参加、「大阪人権博物館(リバティおおさか)」存続への協力などに取り組んでいます。2024年12月には、これまでリバティおおさかが日本の人権確立に重要な役割を果たしてきたことを踏まえ、人権資料を未来に継承するために組合員のカンパにより230万円を寄付しています。