大阪交通労働組合概要
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イメージ写真 ごあいさつ

 私たち勤労者を取り巻く環境は、レッドゾーンと言われる危険な領域にさしかかっています。働けど働けど少しも楽にならない低所得者層が増え続けて、「ワーキングプア」の問題は今や社会問題化するなど、労働者の格差社会が広がっています。

 将来の希望まで格差がつけられる現在の政治経済のあり方では、真面目にコツコツと働き生活するものにとって、努力のしようもない絶望感に襲われます。
 労働運動とより良い社会をつくる社会運動は、交響楽団に例えられます。いろんな楽器を奏でる人々の演奏によって美しく心に響くメロディーが弾でられ、それは、たゆみない練習と仲間意識の醸成からかもし出されるものです。
 
 私たち、大阪の地下鉄・市バスで働く者で組織している大阪交通労働組合の歴史は古く、大正時代にさかのぼります。
  労働運動が禁じられていた当時、路面電車で働く仲間たちが、「1日8時間労働」を要求し「人間らしい生活」をかかげて、一大運動を展開しました。この運動 は交通運輸産業に働く仲間との連帯した運動の輪に広がり、ストライキ等、命がけの労働運動へと発展しました。戦時中は一旦解散にまで追い込まれながらも、 戦後いち早く再結成し、その火種をともし続けてきました。戦後の労働運動は、社会復興と賃上げや労働条件改善運動が同一線上にありました。

  日本の経済成長が遂げられると、公共交通からマイカー等への個別移動手段の利用が劇的に増え、公共交通を取り巻く環境は悪化の一途をたどりました。
  私たち大阪市営交通を取り巻く状況も例外ではなく、2度にわたる財政再建団体指定などを経験し、コスト削減をする中でサービスの維持と企業存続にむけた取組みを1940年来連綿と続けてきました。市民から親しまれていた路面電車やバスの車掌さんもこのころから姿を消していき、約16000人いた従業員 も今では5800人余りとなりました。

 近年は、大阪市財政全般の悪化の中で、市全体が公共サービスの見直しを打ち出し、大阪市営交通事業も同様に経営形態の見直し論議が進められています。
  私たちは、このような時期だからこそ、「まち」の主役である市民の皆さまとの信頼を確立し公共交通事業の必要性を訴えるため、お客さまや市民の皆さまの声を、組織運営や「まち」の活性化に活かすため、モニター制度などを活用し運動を進めています。

  私たちは、これからの駅やターミナル、公共交通機関の在り方を、市民モニターの皆様とともに考え、交通機関は「まち」の重要な装置であり、「駅」が市民の憩いの場・生活ステーションとなるよう取り組みを進めています。

  私たちは公共交通を担うプロとして、ユニバーサルデザインに基づくサービスの提供者として、仕事に誇りと希望を持ちながら、皆さまとともに歩んでまいります。


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